辻堂生まれの神奈川県議会議員脇れい子。
当事者の視点を第一に、県政に取り組みます。

ホームページはこちらです。→http://wakireiko.jp/

原発からの撤退を求める意見書の提出を求めることについての請願が本会議で採択されました

3月14日、本会議3日目、「原発からの撤退を求める意見書の提出を求めることについての請願」が本会議で採択されました。
この請願は、藤沢エコネットが出されたもので、私も紹介議員に名を連ねています。請願項目は
1.貴市議会が、日本政府が原発からの撤退を決断し、原発に依存しない再生可能なエネルギー政策を、早急に構築する事を求める意見書を政府に提出する事を求めます。
というものです。
総務常任委員会に附託され、3月12日の総務常任委員会では、可否同数、委員長採決により不採択となったものです。
3月14日の本会議で総務常任委員長報告で、この請願は不採択となった旨の報告があり、その委員長報告に対して反対の議員が18名、ということで委員長報告が否決され、再度この請願に賛成の起立が求められ、18対16でこの請願が採択されました。

こども文教常任委員会報告

3月9日、13:30よりこども文教常任委員会が開催されました。この日の午前中は市内中学校の卒業式。私は出身校である湘洋中学校の卒業式に出席させていただきました。久しぶりに校歌をみなさんと一緒に唄ってきました。卒業生による「大地讃頌」「旅立ちの日に」の大合唱もあり、こちらの卒業式も感動的なものでした。

さて、こども文教常任委員会ですが、陳情1件と報告案件が4件。
陳情は、「子どもたちに放射線『副読本』を使用した授業の支持をやめることを求める陳情」 は趣旨不了承となりました。
報告案件の一つに「本町小学校改築事業と多目的室の公的利用について」があり、ここで私は大きく2点質問をいたしました。

1.本町小学校は公的利用多目的室を設備した複合施設として改築されたわけですが、この多目的室を設けた複合施設とした経緯を改めて確認をさせていただきたいので、
複合施設にしようという提案は誰からあったのか。
提案をふまえて検討が行われたと思うが、どのようなメンバーでどのくらい行われたのか、その中でどのような意見があったのか。              
最終的に複合施設と決定したのはいつ、誰なのか。 という3つの観点にそってお答えください。

2.藤沢公民館で利用団体を推薦していくために、近隣の団体にこの公的利用多目的室の利用団体を公募するということだが、募集要項はあるのか。また、2010年の夏にすでに、藤沢公民館で利用団体を一つ推薦しているが、その選対会議の議事録はあるのか。

市教委の回答は、1.については、趣旨の全くわからない答弁の繰り返しでした。
2.については募集要項はなく、選定会議の議事録もない、という答えでした。募集要項もなくどのように公募をするのでしょうか。公募をする予定が本当にあるのでしょうか。また、議事録はないが手書きのメモはあると再質問には答えていただいたので、そのメモは後で提出していただくことにしました。


その他、「福島第一電子力発電所の事故に伴う放射能対策について」教育委員会として取り組んできたことの報告がありました。6月、9月、12月と陳情がたくさん出たこともあり、放射線量測定や除染はかなりしっかりと行われてきています。
私は、以下の2点質問をしました。

1.学校のビオトープや、観察池の底の放射線量測定が行われていないが、心配する声が多いので、測定をして数値を公表した方が良いと思うが、測定をする予定はあるのか。
2.日光修学旅行について、空間線量の高いところがあり、保護者も心配をしているが、どのように検討をしていくのか。
 
1.については、測定をして公表をしていく。との回答がありました。
2.については、まず校長会で、実際に子どもたちが修学旅行で歩く場所を、測定をすることにしている。といういことでした。


藤沢市中学校給食検討委員会の中間報告もありました。
中間報告は、様々な立場の方を検討委員に起用し、いろいろな角度から検討がなされており、しっかりとした中間報告だと思いました。

中学校給食の導入は、学校現場の状況、カリキュラムへの影響、給食費の徴収の仕方、施設整備など、たくさんの課題があるので、今後も拙速な結論を出さず、検討委員会でじっくりと議論をしていただき、またきちんと報告をしていただきたい、ということを意見として述べさせていただきました。

白浜養護学校 高等部卒業式

今日は白浜養護学校・高等部の第14回卒業式が行われました。
13名の卒業生は、校長先生から卒業証書を手渡され、保護者、在校生、先生からたくさんの拍手で祝福を受けました。校歌斉唱では在校生が元気に指揮をとり、卒業生も在校生も大きな声での合唱でした。卒業生紹介では、映像により子どもの頃の写真から、学校生活までをナレーションとともに紹介、心温まるすばらしい卒業式でした。
自分の子どもの卒業式では、ほとんど涙も出なかったのですが、今日は思わず涙腺が緩んでしまいました。
地域が、社会が障がいのある人を理解し、あたたかく見守り、受け入れ、ともに生きる社会をしっかりとつくっていかなければならないことを改めて思いました。
卒業おめでとう!

記事タイトル百条委員会 当該土地を視察

3月1日、「善行地区における地域コミュニティ活動事業用地取得に関する調査特別委員会」いわゆる百条委員会が開かれ、善行6丁目の当該土地の視察を行いました。担当各課も立ち会い、説明を受けました。当該土地の進入路である「赤道」には、急傾斜の階段が付けられており(下の写真)、そこを昇って行かなければいかれないことが、現地に行ってよくわかりました。
DSCN0962   DSCN0975


映画「ひろしま」上映会のお知らせ

昨年10月に藤沢でも上映会が行われましたが、会場あふれる観客だったそうです。明日、3月1日(木)会場は横浜になりますが、上映会があります。ぜひお越しください。

「ひろしま」-1945年8月6日、原子雲の下の真実-上映会
日時 2012年3月1日(木) 
   第1回上映 14:00~  第2回上映 18:00~
会場 横浜情報文化センター 情文ホール 
 http://www.idec.or.jp/shisetsu/s6-jouhou.php4?f=jouhou/6-map.htm
参加費 1,000円
主催 かながわ歴史教育を考える市民の会
協力 神奈川平和運動センター 神奈川人権センター

img012

市長選挙をおえて

みなさんご承知の通り、藤沢市長選挙で鈴木恒夫氏が、現職の海老根氏を11000票近く離して当選されました。現市政に対して市民の審判が下ったわけです。

しかしながら投票率が35.08%という低いものでした。昨年の市議会議員選挙でも40%に満たない投票率であったことなど、やはり投票率をいかに上げるか、ということも大きな課題ですね。

市長が決まったことで、2月定例会の日程が決定しました。3月5日より本会議が始まります。今回は代表質問と予算特別委員会が開かれます。会派での話し合いはこれからです。私自身、予算審議はしっかりとチェックしていかなければいけないとの思いで、あれこれ勉強中です。

市長候補者公開討論会での海老根市長の発言

2月2日に藤沢青年会議所主催で、市長候補者の公開討論会が行われました。私も時間の都合で最初の1時間ほど参加しました。平日の夜開催ということなので仕方がないことかもしれませんが、参加人数は少しさびしかったと感じました。

私が帰った後になりますが、海老根市長は、「全部土地公社の審議は議会でやって頂いています。だから土地を買うときも土地を取得するときも全部議決頂いています。」と発言をされたそうです。
100条委員会の中間報告にも載っていますが、2009年9月の定例会の本会議で、土地の先行取得についての疑義が指摘されるまで、議会に何らの説明も報告もなかったわけで、議会で議決をした、ということはないのです。公開討論会で、現職の市長がこのような間違った認識の発言をする真意がわかりません。


新聞記事にも載りましたが、市庁舎本館裏 1.04マイクロシーベルトの放射線量が測定されました。
「子ども達を放射能から守る会藤沢」が独自で測定をしてわかったことです。
市庁舎本館は現在使用されていませんが、その本館の裏の駐車場に面した場所です。雨樋が一部破損して、屋上などから雨水が漏れ出していたためではないか、ということです。現在除染は住みました。

海老根市長は、同じく公開討論会で、この件に触れ、今日、市庁舎本館で1μシーベルトを超える高い放射線量が出ました。と説明をしたあと、「明日の新聞が楽しみです。」と言ったのです。私はこの発言を聞き、耳を疑いました。市の除染基準値を5倍も超える放射線量が測定された事実をもって、「おもしろい記事」とはどのような見識なのでしょうか。


たくさんかかげるマニフェスト、達成率を自負していますが、財源は限られているのです。何かを削らなければ新しい事業の財源は捻出できません。自らのマニフェスト達成の陰で、なくされた事業、縮小された事業があるのです。高齢者や障害のある方の事業を削るような形で、マニフェストを達成することを許すことはできません。

市長選挙が始まります。期日前投票もやり易くなりました。棄権することなく皆さんの声をしっかりと届けてください。



百条委員会 当該土地の鑑定評価額が示される

2月3日、善行地区における地域コミュニティ活動事業用地取得に関する調査特別委員会(いわゆる百条委員会)が開催され、当該土地の不動産鑑定評価額が示されました。

土地評価は百条委員会が依頼した一般社団法人日本不動産研究所 横浜支所によって鑑定作成されたものです。
公表された評価額は2,760万円。(価格時点は平成20年12月1日)
この土地を従前の所有者が無道路地として取得した際に認められていた囲繞地通行権により、農地として利用するために、北東側の通路を無償で通行可能なものとして鑑定評価されたものです。

土地開発公社が1億850万円で取得した土地が約四分の一の価格とされました。

この土地を隣接地が生産緑地にしていされていますが、価格調査時点で生産緑地が解除できるものとして調査をして、宅地見込み地としての調査価格は5,880万円。ただしこの評価額は、価格等調査の基本的事項及び、手順が不動産鑑定評価基準に則っていないものです。

次回2月21日に行われる百条委員会では、今回の不動産鑑定評価の結果について、一般社団法人日本不動産研究所の横浜支所長 横井広明氏に参考人としてお呼びし、説明をしていただきます。
また、次回は証人尋問も行われます。
体質による尋問として 
  奈良文彦氏(当時の財政課課長補佐)と中島渉二氏(当時の藤沢市土地開発公社参事・用地補償課長)
  
  中島渉二氏と小林千秋氏(有限会社横浜総合コンサルティング)

個人による証人尋問として
  石渡朝司氏(当時の藤沢市土地開発公社理事長)

  海老根靖典氏(藤沢市長)



こども文教常任委員会視察 雪の八ヶ岳野外体験教室へ

1月25日、こども文教常任委員会の視察で、藤沢市八ヶ岳野外体験教室に行ってきました。日中でも氷点下、積雪も20センチ近くありました。私は3回ほど利用したことがありますが、それももう10年以上前のことです。
久しぶりの八ヶ岳体験教室にとても懐かしさを感じました。

25a25c

八ヶ岳野外体験教室は、平成22年度の事業仕分けで、年間の稼働率が低い、委託料が高すぎるのではないか、体験教室をして持たなくてよければ廃止も、という仕分け人の意見が出され、要改善の仕分け結果となっています。

子どもたちが四季折々自然の中でさまざまな体験ができる施設として、地元の人たちとのつながりを持ち、今では八ヶ岳ありきで学校運営がされていることなど、藤沢市の子どもたちにとってなくてはならない施設になっていると思います。

修繕費や委託料など、コスト面だけをことさらに取り上げて、子どもたちの育ちの場を無くすことは私は納得がいきません。市の財産として、大切に残したい施設だと思います。

25b  DSCN0957


プロフィール

wakireiko

記事検索
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ