2011年08月

辻堂生まれの神奈川県議会議員脇れい子。
当事者の視点を第一に、県政に取り組みます。

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視察  岩国へ

8月10日~11日、厚木基地爆音防止期成同盟の議員団として、岩国に視察に行ってきました。
「厚木爆同」の推薦を得ている厚木基地周辺自治体議員(大和市・相模原市・海老名市・綾瀬市・町田市・藤沢市)6名で行ってきました。(藤沢の高橋八一議員もメンバーですが、10日は藤沢市議会では百条特別委員会の第2回目、高橋議員は委員長のため、日程が重なり、参加できませんでした。)
私も百条委員会を午前中傍聴し、午後岩国に向かい、合流、残念ながら、岩国市への行政視察には間に合わず、資料だけをいただきました。

11日岩国基地視察。中国四国防衛局による説明を受けました。
滑走路沖合移設工事については、滑走路が石油コンビナート(特別防災区域)の西にあり、危険と騒音の理由から、旧滑走路より1000m南に埋め立てをし移設、新滑走路が昨年3月完成、昨年5月29日より運行が開始されている。残念ながら、米軍の許可が下りず、写真撮影はもとより、滑走路を見ることもできませんでした。岩国基地は99.6%を米軍が管理し、0.4%を海上自衛隊が管理しているそうだ。(ちなみに厚木基地は、自衛隊主体で管理、米軍が共同使用している。)
米軍再編についての質問に対しては「厚木から艦載機が来てから、岩国の自衛隊が動くことになる」というだけで、まだ何もわからないという回答だけでした。

その後「愛宕山を守る会」の人たちが昨年の8月21日から座り込みを開始し(毎月1日11日21日の3回)丁度1年になるということで、連帯と激励に愛宕山に向かいました。
愛宕山はなだらかな山だったわけですが、その山を切り崩し、土砂を新滑走路の埋め立て用に海に運び、削った後にニュータウンを作る計画になっていました。しかし事業の見通しが立たず、市と県が国に売却をし、国はそこに米軍住宅を建設すると打ち出してきたわけです。愛宕山開発跡地を米軍住宅に転用することに、絶対反対の立場で、月3回座り込みを続けているのです。
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藤沢市 51年ぶりに普通交付税 交付団体に

新聞記事にも出ましたが、藤沢市が1960年(昭和35年)以来51年ぶりに普通交付税 交付団体となりました。
2011年(平成23年)度の財政力指数が、0.995と1を下回り、普通交付税額は289,532,000円となるそうです。

今回交付団体になった主な原因としては、藤沢市の財政課は、 
(1)基準財政収入額が前年度比2.6%増に対し、基準財政需要額が5.2%の増となったこと
(2)基準財政需要額の増は、主に国による算定方法の見直しにより、臨時財政対策債振替相当額が減少したこと
(前年度の43億円から25億円へ18億円減)

とし、あくまで国の算定方法の見直しにより、基準財政需要額が大きく増加したことが原因であり、藤沢市の財政状況の健全性が損なわれたことを意味するものではないとしています。それだけでしょうか?ムダ使いも多いと思いますが。

明日8月10日、市土地開発公社が、1億850万円で善行の土地を不自然な経緯で取得した問題の真解明に向けて設置された百条委員会の第2回目が開かれ、8人の証人が出頭されます。
9時30分より、議会本会議場です。ぜひ傍聴を。

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