2013年02月

辻堂生まれの神奈川県議会議員脇れい子。
当事者の視点を第一に、県政に取り組みます。

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子どもの権利条約の理念をもっと生かした教育を

報告が遅くなりましたが、2月の定例会が始まっています。
2月25日、こども文教常任委員会が開催されました。
報告案件として4件
①藤沢市中学校給食検討委員会検討結果報告について
②学校事故防止検討委員会の検討状況について
③市民との協働による公民館の運営について
④ふじさわ子ども・若者計画2014の策定について 

学校事故防止検討委員会の検討状況の中で体罰問題について、各委員から質疑がありました。
体罰は子どもの人権からとらえなければいけないことです。
日本も批准している「こどもの権利条約」の理念が生かされていないことを痛感します。
今、県教育委員会からの体罰の実態調査が藤沢市内の全児童生徒、教員に実施されています。
子どもたちが本当のことをなかなか書けないのでは、という心配があります。
子どもの権利条約には、自分の意見を表明できる、自分の意見を聞いてもらえる、ということがしっかりと守られています。
子どもたちに、子どもも一人の人間として、その基本的人権がしっかりと守られているんだよということを伝え、大人も子どもの人権をしっかりと守っていかなければならないと思います。

「ぷれジョブ」 ジョブサポーター体験

「ぷれジョブ」とは知的障がい、発達障がいなど、支援を必要とする子どもたち、小学校年生くらいから高校年生までを対象とする仕事体験のプログラムです。1週間に11時間、か月の期限で、同じ職場に行き仕事体験を行います。か月が終了したら、また違う職場へ行ってか月仕事の体験をする、というものです。地域の企業やお店が事業を理解し、仕事体験を受け入れてくれ、また地域の人が体験に付き添うジョブサポーターになってくれて成り立つのが、この「ぷれジョブ」です。今、藤沢でもぷれジョブが動きはじめました。


今日、私は「としき君」のジョブサポーターを経験してきました。ふだん付き添っているサポーターの方が用事があり付き添うことができないので、ピンチヒッターとなりました。
「としき君」と藤沢駅で待ち合わせをし、小田急線に一緒に乗って長後駅の「CAFE KOーBA」へ。毎週日曜日の朝、「CAFE KO-BA」の開店前のお掃除をしています。テラスの床を掃き、テーブル、椅子を雑巾がけし、椅子にクッションを置き…仕事体験を始めて4か月になるそう、仕事もばっちりと覚えており、私はサポーターといっても、ほんとにそばで見ているだけでした。

「ぷれジョブ」は、障害のあるこどもたちが、地域の人たちと直接接することで、障がいを理解してもらう機会を作ることにもなります。障がいのある子どもも地域社会の一員として居場所を持ち、共に生きる地域社会を作っていく仲間になっていくこと、また地域で暮らす人たちも当事者に接することで、障がいに対する理解を深めてもらえること、そんな「ぷれジョブ」に理解をし、仕事体験を受け入れていくれるお店が少しずつ増えていくことを望みます。

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