8月10日~11日、厚木基地爆音防止期成同盟の議員団として、岩国に視察に行ってきました。
「厚木爆同」の推薦を得ている厚木基地周辺自治体議員(大和市・相模原市・海老名市・綾瀬市・町田市・藤沢市)6名で行ってきました。(藤沢の高橋八一議員もメンバーですが、10日は藤沢市議会では百条特別委員会の第2回目、高橋議員は委員長のため、日程が重なり、参加できませんでした。)
私も百条委員会を午前中傍聴し、午後岩国に向かい、合流、残念ながら、岩国市への行政視察には間に合わず、資料だけをいただきました。

11日岩国基地視察。中国四国防衛局による説明を受けました。
滑走路沖合移設工事については、滑走路が石油コンビナート(特別防災区域)の西にあり、危険と騒音の理由から、旧滑走路より1000m南に埋め立てをし移設、新滑走路が昨年3月完成、昨年5月29日より運行が開始されている。残念ながら、米軍の許可が下りず、写真撮影はもとより、滑走路を見ることもできませんでした。岩国基地は99.6%を米軍が管理し、0.4%を海上自衛隊が管理しているそうだ。(ちなみに厚木基地は、自衛隊主体で管理、米軍が共同使用している。)
米軍再編についての質問に対しては「厚木から艦載機が来てから、岩国の自衛隊が動くことになる」というだけで、まだ何もわからないという回答だけでした。

その後「愛宕山を守る会」の人たちが昨年の8月21日から座り込みを開始し(毎月1日11日21日の3回)丁度1年になるということで、連帯と激励に愛宕山に向かいました。
愛宕山はなだらかな山だったわけですが、その山を切り崩し、土砂を新滑走路の埋め立て用に海に運び、削った後にニュータウンを作る計画になっていました。しかし事業の見通しが立たず、市と県が国に売却をし、国はそこに米軍住宅を建設すると打ち出してきたわけです。愛宕山開発跡地を米軍住宅に転用することに、絶対反対の立場で、月3回座り込みを続けているのです。
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