9月18日、19日とあべともことともに歩む会主催の福島ツアーに参加、南相馬市の避難所と、飯舘村特別養護老人ホーム「いいたてホーム」、児童養護施設 「福島愛育園」に行き、交流をしてきました。

朝7時に藤沢を出発、渋滞に巻き込まれ、午後3時近くに南相馬市の避難所となっている原町第二中学校に到着しました。この避難所も今月一杯で閉鎖になるそうです。まだ30人ほどの方がここで避難生活をされていますが、その方たちはまた他へ移ることになるそうです。避難所では湘南のユニットHalf Moon と寒川の今井さんのfriedband の演奏でなごやかなひと時を過ごしました。

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飯舘村のすぐとなりの川俣町の田んぼでは、稲が重たく頭をたれていたのに、飯舘村の田んぼは、雑草で荒れ果てていました。放射能など無関係にコスモスの花がきれいに咲き誇り、選挙の時コスモスをトレードマークにしていた私は、1年前選挙に立候補を決意した日を思い出しました。あの時、このような大地震、原発事故が起きるとはもちろん思いもしなかったことです。来年の今頃は復興できているだろうか、車窓から思いました。

   雑草が生い茂る田んぼです                      
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        きれいに咲くコスモス
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夕方、暗くなってしまいましたが、津波の被害を受けた海岸にもバスで寄りました。2か月前に訪れた人に聞くと、ずいぶん片づけられているとのこと。でも道の途中ではがれきの山、まだそのままに残された壊れた家もありました。
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翌日は、特別養護老人ホームいいたてホームへ。 リーフレットに理事長のことば「最高の環境で、最高の人生のすみかにしよう」とあります。豊かな自然の中に、ゆったりと建てられた特別養護老人ホーム。木をふんだんに使ったとてもやさしい雰囲気のホームです。飯舘村は全村避難という状況の中で、このホームは施設の構造が堅固であり、地震に強く、また放射線量が低いことや、避難に伴う移動や環境変化による身体的リスクを防ぎたい等の理由から、国の特例措置によって、村内での運営が継続できています。燃料はチップボイラーを使っているそうです。地元の山林の活用をしていたのですが、原発事故の影響でそれが使えなくなっています。

ある91歳のおばあちゃまは、「ここに居ることができてよかった、みなさんとてもよくしてくれるし。」としっかりと話されていました。家族の写真を部屋いっぱいに飾って、写真を眺めているおじいちゃまの笑顔、素敵でした。

その後、児童養護施設「福島愛育園」に立ち寄りました。わたしはいいたてホームに寄りましたので、愛育園では、園長先生のお話を伺うだけでしたが、他の方たちは、歌や、手品、押し花つくりで子どもたちと交流の時間をもたれました。この施設は明治26年に開設され、今年で118年。87名のこどもと職員45名が働いているそうです。園長先生のお話から、子どもに対する強い思い、施設を守る熱い思いが伝わってきました。

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                      子どもたちが作った押し花を額に入れて


一日も早い復興を、そして原発で避難されているみなさんが、一日でも早く我が家に戻れることを願わずにはいられませんでした。