10月26日~28日まで、こども文教常任委員会の視察で沖縄に行ってきました。

初日は名護しにある、北部生涯学習推進センターへ。ここは、北部地域の生涯学習や地域振興に資する新たな人材の育成などを目的とし、産(産業界)・官(公的機関)・学(教育機関)の連携協力による総合的な拠点施設となっています。講義・研修エリア 実習・演習エリア 滞在型研修室 の3つのエリアに分かれています。公立大学法人 名桜大学が指定管理者となり、運営を行っています。(市は大学に委託費は出していないそうです。)

2日目は、浦添市のひまわり学童クラブへ。こちらは、浦添市障害児放課後児童健全育成施設で、浦添市社会福祉協議会を指定管理者として事業を実施しています。浦添市は、障がい児の福祉事業を重点課題としているそうです。保護者からの声で、まだ、児童デイがないころ、平成18年に障害児の学童クラブが作られたそうです。家の近くで健常児と一緒に通わせたい保護者の思いもあり、浦添市では現在、学童クラブ22か所あるうち、19か所でも障がい児を受け入れているそうです。視察に行く前は、障がいのある子どもと、ない子どもとを分けて学童クラブを運営しているのかと思いましたが、そうではなくて、どちらも選択をできる状況になっていることがわかりました。11万人都市の浦添市で、かなり充実をした事業が行われていると感じました。やはり、市が障がい児の福祉事業を重点課題としていることが大きいと思います。首長の姿勢がうかがえる事業だと思いました。

3日目は南風原文化センターの視察です。ここは、南風原・沖縄に関する歴史資料や沖縄戦に関する展示、そして移民やむかしの暮らし等の展示を行っているところです。常設展示室は、「南風原の沖縄戦」、「戦後・ゼロからの再建」、「移民」、「人々の暮らし」の4つに分かれています。また、沖縄陸軍病院南風原壕群20号の公開もしているので、平和学習施設としての自負があり、実際、高校生の修学旅行で平和学習としての利用もかなり多いそうです。展示は地域の人たちの協力などを得て、自分たちの出で作ったそうです。
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沖縄の人たちの暮らしでは、動物を食べることに対する考え方など、アイヌの人たちに共通しているものを感じました。また移民に関しては、日本が貧しい時代、他国に渡った多くの先人や、世界各地に2世、3世、4世が生活をしていることを忘れてはいけない、ということを改めて思いました。アイデンティティに悩んでいる日系人のことを前回書きました。逆に日本、藤沢市にもたくさんの外国人が来て生活をしています。その多くが移住労働者とその家族です。彼ら、彼女らが日本で、自らのアイデンティティを確立して生活ができるよう応援をし、お互いを認め合っていかなければならないと思います。多文化共生社会の実現をめざして。