議長、副議長選挙後の臨時会での議案審議にで大変な時間を要しました。

議案に出されたのは、旧県立藤沢北高等学校解体工事の工事請負契約の変更契約の締結について、です。
この工事は、神奈川県との建物等無償譲渡契約書に基づき、全杭撤去で工事を進めてきたが、ケーシング工法による引き抜き段階で、既存杭の損傷等により、杭の引き抜きが困難な状況になり、杭の残置について、県の承認を得たので、残置杭相当分の減額と、杭の引き抜き工法の変更による減額、地盤改良に伴う増額等により、契約金額が変更となるものです。

この議案に対して、市川議員と加藤なを子議員が質疑通告をしたわけですが、質疑通告後、議会が再開されるまで、5時間近くかかりました。市側の答弁がなかなかできてこなかったわけです。
(侃々諤々の議論があって時間がかかったわけではまったくありません。)

私たちは、この議案について事前に説明を受けています。その時にも数々の疑問点、質問を投げかけてきました。想定される質問はわかっていたと思いますし、実際に2人の議員の質問は想定内の質問だったと思います。
しかも、答弁はなぜそんなに時間を要したのか、と疑問を感じるものでした。

臨時会終了間際に、塚本議員から「なぜ、これほどまで答弁調整に時間がかかったのか、説明をしてほしい。」との動議が出されました。今日は誰もがそう思ったと思います。
有効な議論で会議の時間を費やすのであれば、誰もが納得できますが、今日のように答弁ができるまでに何時間も費やすことは、税金のムダ使いとなります。
塚本議員は動議に対し議長の取り計らいを求めました。議長はこの動議に対し、後日改めて、市側から説明をしてもらうこととし、本日は閉会となりました。