2月10日、議案説明会が開催され、藤沢市の2014年度の当初予算が示されました。一般会計が1,312億円(前年度予算比108.6%)、特別会計が1,208億円(前年度予算比107.6%) 総額2,521億円(前年度予算比108.1%)となります。
歳入では、2013年度からの企業収益の改善を受け、法人市民税は対前年度比168%で約28億円の増、個人市民税は対前年度比103%で約9億円の増。歳入全体で前年度比106%で約44億円の増を見込み、約788億円を計上しています。
歳出についての増は、庁舎整備で約8億円、藤沢駅北口自転車等駐車場の整備や辻堂駅南口駅前広場改良事業などの土木費で37億円の増、また、子どもたちの教育に対する投資では前年度より約18億円の増額。老人福祉施設建設助成で約4億円の増、待機児童解消を図るための保育関連事業で9億円の増などとなっています。
これらは、2月定例会で設置される、予算等特別委員会で審議がされます。市民ニーズの積み上げにより予算化したとなっています。果たしてそのようにしっかりと予算化されているのか、私も予算の委員となる予定ですので、積極的に質問をしていきたいと思います。
市役所本庁舎の建て替えについては、消費増税や工事単価、資材の値上げによる増などが見込まれ、当初予算の120億円からの増額を余儀なくされています。庁舎整備については、17日に開催される藤沢都心部再生・公共施設再整備特別委員会で報告があります。
また、庁舎整備にかかる120億円+αの金額のために、庁舎整備基金を積み立てています。今年度当初予算は約5億円でしたが、今回の2月補正予算で25億円の積み立てを行い、基金はこれまでと合わせて、約43億円となります。今回25億円積み立てられるということは、ある意味すごいことです。