高等教育を終えた知的障害者は、就職か福祉就労がほとんどで、「学ぶ」という選択肢はありません。憲法で教育を受ける権利は保障されているのに、知的障害者は支援学校を出た後に、学びたくても学べない、そんな現状はおかしい、ということで立ち上がった人たちで作られた、エコールKOBEを訪問しました。


福祉事業型「専攻科」エコールKOBEは、障害者の社会的自立を支援することを社是として、福祉事業所で障害者が作る商品の販売事業を展開する株式会社WAPコーポレーションが、福祉事業を使った本格的な教育システムとして確立した、自立訓練(生活訓練)事業所です。http://eko-ru.jp/


自立した社会人を目指して「主体的に・豊かに・楽しく」学ぶことをモットーに、2年間の学びの場となっています。阪神大震災で被災したJRの新長田駅近くの再開発ビルの中に学校があります。調理実習などは近くの市の施設(廃校となった小学校の再利用)が教室となります。

クリエイツかもがわが発行している書籍「エコールKOBEの挑戦」に詳しく書かれています。

eko-ru



またこの5月から、新しくB型事業所、福祉型「職業訓練校」カレッジ・アンコラージュが開所されます。主に発達障害のある方を対象に、働くための学習と職業訓練を行い、外部への就労を支援していくものです。


annkora


学園長の河南さん、株式会社WAPコーポレーション代表取締役の岡本さん、カレッジ・アンコラージュ、カレッジ長の熊内さんと主任支援員の海老口さんから、同じ思いを抱く人たちが集まり、人のネットワークを通して地域の人とつながり、さまざまな協力を得ることで、この事業が成り立ったことなど、熱い熱い思いを語っていただきました。
障害者の学びの場づくりが全国に広がってきていること、そして神奈川でもぜひ作ってほしい、と要望されました。