昨日、子ども文教常任委員会で、上記の陳情が審査されました。

この陳情の趣旨は、7月29日に行われた藤沢市教育委員会定例会での議案「平成28年度使用藤沢市立中学校教科用図書の採択について」、社会科の歴史及び公民の審議経過と結論の導き方について、不明な点が多々あったので、教育委員会に対し、3点について詳細な説明を求める請願を提出したので、教育委員会で十分審議し、ホームページなどを通して市民にわかりやすい説明を行うよう、市議会から市教育委員会へはたらきかけてください。 というものです。

教育委員会に提出した請願の3項目は、以下の通りです。

1. 社会科歴史・公民で現場の先生方の希望が全く反映されなかったのは何故か。
2. 公民の審議で阪井・井上委員は育鵬社と東京書籍を並列的に推薦。しかし席の委員長は、再度2人に意見を求めることなく、育鵬社が若干多いと判断されたのは何故か。
3. 小竹委員より、歴史の審議対象8冊のうち3冊だけを拝見した旨の発言があったことを傍聴者は確認しているが、議事録にその部分の記載がないのは何故か。

この陳情は、教育委員会での採択の審議経過があまりにもわかりにくく、詳細な説明をしてほしい、ということです。この教科書が良いとか、悪いとかいっているものでもなく、また、議事録が書き換えられていることも問題であります。

そのような不明な点を、公開の教育委員会できちんと市民にわかるように説明をすることは、市民の税金から報酬を得て市の要職を務める教育委員の方には課されていることだと思います。公平・公正の観点からも、きわめて市民の全うな思いであると思います。

しかしながらこの陳情は、採決の結果4対4で可否同数。東木委員長採決で趣旨不了承となりました。

趣旨不了承とした委員からは、その理由について述べる委員は一人もいませんでした。
なぜ、了承できないのか、このような陳情に対してはしっかりと理由、意見を述べるべきだと思います。市民は教育委員会だけでなく、議会に対しても不信感が増してしまったと思わざるを得ません。