辻堂生まれの神奈川県議会議員脇れい子。
当事者の視点を第一に、県政に取り組みます。

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各派交渉会おわる

2017年度の常任委員会、特別委員会の所属を決める、各派交渉会が5月15日、16日と開催されました。
今回、私は交渉会委員となり、交渉に臨みました。

各会派、それぞれの思いもあり、いつものことながら、役職、人数に偏りもあり、譲り合い歩み合うなど、5回ほどの交渉を重ね、例年より早くまとまりました。

22日の臨時会で、正式な発表となり、現段階では内定ですが、私は今期、常任委員会は総務、特別委員会は災害対策を務めます。総務常任委員会では委員長を務めることになりました。

私は常任委員会、特別委員会とも、当初希望した委員会ではなく、役職も全く希望していなかったのですが、会派外、そして会派内の調整の中で、今回の所属が決定しました。
総務常任委員会は2回目の経験です。また特別委員会は3委員会ともすべて経験しています。
私は議員として、どの委員会も経験するべきだと思っています。しっかり勉強し、その任を全うすることが大事です。心新たに頑張ってまいります。

久々のブログ更新でした。

総合教育会議を傍聴して

1月18日 藤沢市の総合教育会議を傍聴しました。今回の会議では、藤沢市における「子どもの貧困対策」について 沖縄大学名誉教授 加藤彰彦先生から示唆に富んだ提起がありました。


貧困を考える視点については、貧困状態になると情報やニュース、資料等が受けられなくなり、貧困は連鎖していく。

子どもの成長と発展の過渡期に、どんな人と出会えるか、また、日常的経験の蓄積が大事であり、学校でどれだけ生きていく力がつけられるのか、が大事となる。学習やエンパワメントから排除されないよう、学校の改革が大きい。
生きていく力をつけることで大切なのは、経験と出会いである。

藤沢市の子ども・子育て支援事業については、しっかりと示されている基本目標、基本的な視点をより、具体化する方法を作ることが重要である。

SSWは今後さらに重要となる。また、子どものエンパワメントのために、居場所を作っていくことが大切。

藤沢市子どもをいじめから守る条例は、大変よくできている。
困ったときは相談を・・・の具体化を図ってほしい。

子どもの貧困対策推進モデル条例を、簡単なものでよいから作っていってほしい。

そして、子どもの貧困の実態を知ることが何よりも大切であり、藤沢市の実態の中から課題を明確化することが大事だとのお話がありました。

藤沢市は独自の給付型奨学金を創設しました。
また、私は、12月の一般質問で、政策条例づくりに関して、子どもの貧困対策条例を作りたいと話しました。
藤沢市で子どもの貧困対策を推進する条例を、ぜひに、と強く思いました。

もっと知ってほしい「里親講座」を受講しました

神奈川県の中央児童相談所が主催で行った、上記講座を受講してきました。

講座の目的は、「里親制度」の認知度を高めるものです。
「里親」という言葉を知っていても、実際にどのようだ制度なのかはわからない方も多いと思います。
現在は虐待がほとんどのようですが、家庭で養育が困難な子どもたちを児童福祉法に基づき措置し、社会的養護をしていきます。社会的養護には、児童福祉施設での暮らしと、里親の元での暮らしがあります。
つまり「里親制度」は児童福祉法に基づく措置による制度なのです。

里親には養育里親、専門里親、親族里親、養子縁組里親の4種類があります。養育里親がほとんどで、県もこれまでは養子縁組としても里親は認定してきていません。(法律の改正で、この先変わる可能性もありますが)

そして、子どもの委託にも ①長期委託(養子縁組をせず長期間の養育を目的)
②緊急短期委託(家庭での養育が一時的に困難となった子どもの養育)③三日里親(施設で暮らす子どもの家庭体験を目的としたホームステイ)の3つの形があります。

現在は施設で暮らす子どもが9割、里親のもとで暮らす子どもが1割だそうです。
国は、児童福祉法を変えて、里親支援に方向を変えています。
施設は基本18歳までしか暮らすことができず、その先の支援のあり方にも課題はあります。いずれにしても、子どもの視点に立って、将来にわたり支援ができることが望まれます。

また、里親会というものがあり、里親同士がつながりあっていること知りました。里親の孤立感や不安感をとりのぞくためにも里親会の役割は重要だと思います。

子どもたちがどのような環境で生まれ育っても、子どもの最善の利益のために社会全体で子どもの豊かな育ちを応援していかなければなりません。

satooya


決算特別委員会

何と、ブログの更新を怠っていたことか。

私は常に写真を撮ることを忘れてしまうのです。写真に写ることも好きではないので、つまり、写真嫌いなんです。
ブログでもフェイスブックでも、こまめに写真を撮って更新をしている方がたくさんいらっしゃいますが、素晴らしいですね。

今、議会では決算特別委員会が連日開かれています。私は今回初めての委員長職を務めています。
経験の少ない私ですので、みなさまにご迷惑をおかけしている部分も多々あると思います。

委員会は連日の延会で、今朝の段階で過去4年間平均の審議時間に比べ、5時間30分長くなっていました。
昨年度までの通告制を試行的に廃止して行うことにしたため、審査にかかる時間は長くなることは予想しておりましたが、やはり予想通りの展開だと思います。
さまざまなご協力をいただき、連日、7時近くまで審査を行って、本日の委員会終了で、ようやく予定の日程をこなすことができ、明日すべての審査を終える目途が立ちました。

登壇をして委員のみなさんの質疑を聞いていて、さまざま感じることがあります。

質問の仕方も、端的に相手にわかるようにすることは、結構難しいのかもしれません。
質問の趣旨をとらえ、答弁を適切に行ってもらうためにも、質問する側にも工夫が必要だと思います。
答弁が長くなるのは、質問の趣旨がうまく伝わっていないから、迷走してしまうのだと感じた部分が、いくつかありました。

あと一日、頑張ります。


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かなテラス(神奈川県立男女共同参画センター)茅ヶ崎市男女共同参画推進センター「いこりあ」訪問

27日に、かなテラス(神奈川県立男女共同参画センター)を訪問。所長さんと副所長さんにお話を伺ってきました。江の島の女性センターが閉鎖になり、県の合同庁舎の中に入り、約10分の1の規模となり1年が経ちました。
事業はそれなりに展開をされていますが、なかなか周知がされていないのが現状です。
土日の使い勝手の悪さなど、お伝えして来ました。
センターは江の島から移り、規模も縮小、かつては一緒に置かれていた女性関連の図書は横浜の紅葉坂の県立図書館へとセンターから切り離され、この先男女共同参画に資するセンターはしっかりと維持されて行くのか、不安であることに対し、所長さんは「大事な施設と認識しています」とのこと。
藤沢市は、県の立派な女性センターが市内にあるからということで、市独自のセンターは考えてこなかったのです。

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午後は茅ヶ崎市の男女共同参画推進センター「いこりあ」へ。茅ヶ崎市は1993年に女性センターをつくり、1998年から現在の場所に。駅からほど近く、とても利便性の良いビルの4階全フロアを使い、市の直営で運営されています。従って、市の男女共同参画課もそこに入っています。

男女共同参画プランに基づいた事業を行い、また、男女共同参画社会を目指す団体、生涯学習に関する事業を行う団体にとっての身近な活動の場です。このような場所があることが、団体の活力になりますね。

政令市を除いて県内では、男女共同参画センターを独自にもつ市は、茅ヶ崎市と南足柄市だけになりました。藤沢市にないことをとても残念に思います。

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「かわせみクラブ」から「民主クラブ」へ

昨日、会派の変更届を提出しました。
変更の内容は、人数が一人増加、名称の変更、ということです。

さつき会が解散し、浜元輝喜議員が私たちと合流しました。そのことで、心新たに会派名が「民主クラブ」となります。民主は民主主義を表します。

藤沢市議会、久しぶりに35人が3人以上の交渉会派に属し、活動することになります。

会派の大幅変更

昨日、会派の大幅変更がありました。
注目の変更は、「自民クラブ藤沢」が解散し、一人会派の原田伴子さん、西智さん、井上裕介さんが一緒になり、「市民クラブ藤沢」となりました。

自民系議員と、非自民系議員、しかも戦争法廃止を私たちとともに求めていた議員も一緒になり、最大会派となったわけです。どのような理由で一緒になったのか、実情は良くわかりません。
このようなことは、市民に更にわかりにくいですね。

また、一人会派の堺英明さんが「自由松風会」に入り、会派名が「ふじさわ新政会」に変更になっています。

http://shigikai.city.fujisawa.kanagawa.jp/g07_OshiraseView.asp?SrchID=315


映画「ザ・思いやり」上映と脇れい子議会報告会のお知らせ

日本が負担する在日米軍の駐留経費、通称「思いやり予算」の疑問に挑む映画「ザ・思いやり」の上映と、私の議会報告会を行います。

「ザ・思いやり」の監督、リラン・バクレーさんのトークもあります。

ぜひ、いらしてください。
 

日時:327日(日) 1330分~15時30分  

会場:藤沢商工会館 ミナパーク 303会議室

 

※思いやり予算とは?

1978年、時の防衛庁長官・金丸信が、日本人基地従業員の給与の一部(62億円)を負担したのが始まり。その後、施設整備費や光熱水費なども加わり、現在は5年ごとに見直している。日米地位協定の枠を超える法的根拠のない負担に対して、円高ドル安などによってアメリカの負担増を考慮した金丸が、「思いやりの立場で対処すべき」などと答弁したことから、思いやり予算と呼ばれるようになった。    (映画「ザ・思いやり」チラシより)

 

2016年~20年の在日米軍駐留経費の日本側負担、思いやり予算 9465億円

(岸田文雄外相と米国のケネディ駐日大使2016122日署名)

 2011年~2015年度の総額の133億円増額となる。1年に換算すると 1893億円。 

 

「思いやり予算は」私たちの納める税金からアメリカ軍へ34年間で6兆円以上が投入され、アメリカ軍人のぜいたくな生活を支援するためにほとんどが使われています。この映画では、米軍への「思いやり予算」の不条理さと矛盾を提示し、様々な視点から私たちに問いかけをしています。なぜ、日本の経済が困難な中で、私たちの税金でここまで米軍に、思いやらなければならないのでしょうか。

(社福)ユーカリ福祉会「たかすな保育園」竣工式

たかすな保育園竣工式に出席しました。この保育園は、公立高砂保育園が法人立保育園へ民間移行する、藤沢では初めての園となります。

あらたな保育園は、社会福祉法人ユーカリ福祉会による運営となります。
この法人の理念は子どもだちの事を第一に、子どもの最善の利益を追求することにあります。

法人創始者の思いは、※女性の自立支援、※子どもたちのいのちを守る、※世界の平和と日本の未来を築く子どもだちを育てる、そんなお話も聞けました。

民間移行第一号として、注目度も高くなっていますが、これまでの保育園のよさと、あらたな法人の理念を活かした園になって欲しいと思います。

木のぬくもり溢れる保育室で、健やかな子どもたちの育ちを期待します。

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