辻堂生まれの神奈川県議会議員脇れい子。
当事者の視点を第一に、県政に取り組みます。

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かなテラス(神奈川県立男女共同参画センター)茅ヶ崎市男女共同参画推進センター「いこりあ」訪問

27日に、かなテラス(神奈川県立男女共同参画センター)を訪問。所長さんと副所長さんにお話を伺ってきました。江の島の女性センターが閉鎖になり、県の合同庁舎の中に入り、約10分の1の規模となり1年が経ちました。
事業はそれなりに展開をされていますが、なかなか周知がされていないのが現状です。
土日の使い勝手の悪さなど、お伝えして来ました。
センターは江の島から移り、規模も縮小、かつては一緒に置かれていた女性関連の図書は横浜の紅葉坂の県立図書館へとセンターから切り離され、この先男女共同参画に資するセンターはしっかりと維持されて行くのか、不安であることに対し、所長さんは「大事な施設と認識しています」とのこと。
藤沢市は、県の立派な女性センターが市内にあるからということで、市独自のセンターは考えてこなかったのです。

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午後は茅ヶ崎市の男女共同参画推進センター「いこりあ」へ。茅ヶ崎市は1993年に女性センターをつくり、1998年から現在の場所に。駅からほど近く、とても利便性の良いビルの4階全フロアを使い、市の直営で運営されています。従って、市の男女共同参画課もそこに入っています。

男女共同参画プランに基づいた事業を行い、また、男女共同参画社会を目指す団体、生涯学習に関する事業を行う団体にとっての身近な活動の場です。このような場所があることが、団体の活力になりますね。

政令市を除いて県内では、男女共同参画センターを独自にもつ市は、茅ヶ崎市と南足柄市だけになりました。藤沢市にないことをとても残念に思います。

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「かわせみクラブ」から「民主クラブ」へ

昨日、会派の変更届を提出しました。
変更の内容は、人数が一人増加、名称の変更、ということです。

さつき会が解散し、浜元輝喜議員が私たちと合流しました。そのことで、心新たに会派名が「民主クラブ」となります。民主は民主主義を表します。

藤沢市議会、久しぶりに35人が3人以上の交渉会派に属し、活動することになります。

会派の大幅変更

昨日、会派の大幅変更がありました。
注目の変更は、「自民クラブ藤沢」が解散し、一人会派の原田伴子さん、西智さん、井上裕介さんが一緒になり、「市民クラブ藤沢」となりました。

自民系議員と、非自民系議員、しかも戦争法廃止を私たちとともに求めていた議員も一緒になり、最大会派となったわけです。どのような理由で一緒になったのか、実情は良くわかりません。
このようなことは、市民に更にわかりにくいですね。

また、一人会派の堺英明さんが「自由松風会」に入り、会派名が「ふじさわ新政会」に変更になっています。

http://shigikai.city.fujisawa.kanagawa.jp/g07_OshiraseView.asp?SrchID=315


映画「ザ・思いやり」上映と脇れい子議会報告会のお知らせ

日本が負担する在日米軍の駐留経費、通称「思いやり予算」の疑問に挑む映画「ザ・思いやり」の上映と、私の議会報告会を行います。

「ザ・思いやり」の監督、リラン・バクレーさんのトークもあります。

ぜひ、いらしてください。
 

日時:327日(日) 1330分~15時30分  

会場:藤沢商工会館 ミナパーク 303会議室

 

※思いやり予算とは?

1978年、時の防衛庁長官・金丸信が、日本人基地従業員の給与の一部(62億円)を負担したのが始まり。その後、施設整備費や光熱水費なども加わり、現在は5年ごとに見直している。日米地位協定の枠を超える法的根拠のない負担に対して、円高ドル安などによってアメリカの負担増を考慮した金丸が、「思いやりの立場で対処すべき」などと答弁したことから、思いやり予算と呼ばれるようになった。    (映画「ザ・思いやり」チラシより)

 

2016年~20年の在日米軍駐留経費の日本側負担、思いやり予算 9465億円

(岸田文雄外相と米国のケネディ駐日大使2016122日署名)

 2011年~2015年度の総額の133億円増額となる。1年に換算すると 1893億円。 

 

「思いやり予算は」私たちの納める税金からアメリカ軍へ34年間で6兆円以上が投入され、アメリカ軍人のぜいたくな生活を支援するためにほとんどが使われています。この映画では、米軍への「思いやり予算」の不条理さと矛盾を提示し、様々な視点から私たちに問いかけをしています。なぜ、日本の経済が困難な中で、私たちの税金でここまで米軍に、思いやらなければならないのでしょうか。

(社福)ユーカリ福祉会「たかすな保育園」竣工式

たかすな保育園竣工式に出席しました。この保育園は、公立高砂保育園が法人立保育園へ民間移行する、藤沢では初めての園となります。

あらたな保育園は、社会福祉法人ユーカリ福祉会による運営となります。
この法人の理念は子どもだちの事を第一に、子どもの最善の利益を追求することにあります。

法人創始者の思いは、※女性の自立支援、※子どもたちのいのちを守る、※世界の平和と日本の未来を築く子どもだちを育てる、そんなお話も聞けました。

民間移行第一号として、注目度も高くなっていますが、これまでの保育園のよさと、あらたな法人の理念を活かした園になって欲しいと思います。

木のぬくもり溢れる保育室で、健やかな子どもたちの育ちを期待します。

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町田市を視察

215日、町田市が課別・事業別行政評価シートによる事業マネジメントを行っている新公会計制度についての視察を行いました。

 

制度導入の経緯について

町田市は、平成13年度決算より、資産や負債、コストの情報を明らかにするため、貸借対照表、行政コスト計算書を作成、平成18年度の地方行革新指針等による新公会計制度導入の気運の高まりを受け、平成2011月、副市長をトップに、全庁横断的な「町田市新公会計制度導入検討委員会」を設置し、町田市の新公会計制度導入に向けた検討を開始。

平成223月の中間報告において、町田市では平成244月より日々の会計処理に複式簿記の導入を決定。

導入した制度は、日々仕訳の東京都方式モデルで、個別事業の財務状況から、仕事に対する成果がわかること、また一部の職員が関わるのではなく、すべての職員が携わることができるようにし問題意識を持ってもらうことができる効果があります。

 

町田市が作成した課別・事業別行政評価シートは、大変な優れものです。

記載内容は、組織概要、前年度末の「成果および財務の分析」を踏まえた事業の課題、事業の成果、財務情報、財務構造分析、総括である、財務情報には、①行政コスト計算書②行政コスト計算書の特徴事項③単位あたりコスト分析④貸借対照表⑤貸借対照表の特徴的事項⑥キャッシュ・フロー収支差額集計表が記載されています。

この課別・事業別行政評価シートから何がわかるのか、についてですが、

Ⅰ事業に関わる人員と人件費、成果の関係 

事業に関わる人員の人件費の推移とあわせて、効率的な事業が執行されているかなど、見ることができきる。(物件費に入っている人件費も換算されています)

Ⅱ事業の成果と行政コストの関係 

 成果とコストが見合っているのかどうか。

Ⅲ事業の成果と資産の状況 

 資産が事業に活用されているのか、成果の実現のため資産を増やすべきか、減らすべきか、

 資産の老朽化の状況かどうか。

Ⅳ前年度の課題と当年度の取り組み結果

 前年度の課題解決の取り組みにより、どのように反映されているのか。

Ⅴ成果と財務の分析と課題設定について

 費用対効果の分析はなされているのか、成果と財務情報を交えて分析ができているのか。

Ⅵ組織や施設間での比較分析 

 勘定科目別と施設別の比較分析表を作成し、どういったところにコストをかけたのかということや施設の状況がわかる。

 

財務情報の中で、単位あたりコスト分析では、事業の効率性の分析、事業のボリュームを把握するため、単位あたりのコストを算出しています。たとえば美術館の開館1日あたりのコストがわかるようになっています。あるいは平米当たりのコスト、職員一人当たりのコストなど、事業によってそれぞれ単位あたりのコスト分析をすることで、大変わかりやすいシートとなっています。

この課別・事業別行政評価シートによる決算の委員会での質問は9割をこえるそうです。一方で質問時間は減っているとのこと。

 

また、市民に向けた評価シートの見方のパンフレットや評価シートのダイジェスト版を作成しています。

 

藤沢市も公会計制度に向けて動きます。藤沢市はどのような取り組みになるのか、注目をしたいと思います。


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市長選挙終わる

2月14日投開票で藤沢市長選挙が行われました。
私たちかわせみクラブは、鈴木恒夫市長の再選を目指し、応援をしてきました。

投票率は、市長選挙では過去2番目に低く、投票率向上にはさまざまな課題を残しました。

しかしながら、投票総数の73%弱の68,600票での当選は、鈴木市長1期目の市政運営に対しての評価だと思います。
1期4年のうち、前半は、市政の信頼回復のために費やされ、鈴木市政が起動したのは後半であったと思います。
今後の2期目4年間は、選挙期間中も訴えておられたように、市民と一緒に考えて市政をつくっていただきたいと思います。期待をしています。
また、かわせみクラブとしては、これまでも是々非々で向き合ってきました。今後もその姿勢は変わらず、臨んでいきたいと思います。

さまざまな課題が本市にもあります。ここではひとつだけ、書いておきます。

藤沢市も人口は微増ですが、少子超高齢者社会であることは他市と同様です。
本市は「藤沢型地域包括支援システム」を構築するとしています。

「藤沢型地域包括支援システム」でうたっている基本理念のひとつ、
『子どもから高齢者、障がい者、生活困窮者等、すべての市民を対象とし、一人ひとりが地域社会の一員として包み支えあう、心豊かな暮らしの実現』に則ったシステムをしっかりとつくりあげることに全力で取り組んでいただきたいと思います。

辻堂市民センター・公民館等再整備計画検討状況

本日、辻堂地区全体集会が行われ、後半、辻堂市民センター・公民館等再整備計画の検討状況について、説明がありました。

辻堂市民センターは昭和53年に整備されましたが、老朽化、狭隘化、バリアフリーの面からも2階に上がるのに階段しかないという状況で、辻堂まちづくり会議から、移転を視野に入れての早期の建て替えの提言書を市長に提出、その後再整備について建設検討委員会を立ち上げ検討を重ねてきました。

建設計画地は、現在のセンターより西に移り、高浜中学校テニスコート、県職員住宅跡地、道路用地を含め約6000㎡。第1種中高層住居専用地域で、建ぺい率は40%、容積率は200%。また、第4号湘南海岸風致地区であるため、高さは15m以下、緑地率が20%となっています。

ここに、辻堂市民センター・公民館と、消防出張所、高浜中学校テニスコート3面を建設予定としています。
センターの中には、地域包括支援センター、ボランティアセンターなども入り、これまでなかった体育館を新設する予定としています。

都市計画の制限がかなりあるため、建物は、体育館やホールを設けるので天井高が必要なため、3階建てまでしか建ちません。緑地率も20%ですので、植栽も整備しなければなりません。消防出張所と、テニスコートを確保したうえで、センター公民館の整備をしていくと、これまで不足していた駐車場を整備するためには、面積が足りない現状となっています。

今日は、図面上3つの案がパワーポイントで示されました。センター、公民館の必要面積を確保し、建物3階建て、ただし駐車場が5台分しか取れないA案。1階を駐車場30台分とし、センターは2階と3階とすることで、実質2階建てのセンター、公民館となり、駐車場は確保できるが、必要諸室が確保できないB案。A案と同じセンター、公民館の建物に、地下に駐車場を30台分設けるC案。このC案は、建設コストが高く、管理も難しくなり、また津波浸水対策設備等が必要となります。

今日は、市民の方から、「環境整備をしっかりしてほしい」、「消防出張所は別の場所にできないのか」、「高浜中学校のテニスコートはほかの場所にできないのか」、などさまざまな意見が出されました。

今年度中に基本構想を策定していかなければならず、かなり厳しい状況にあると思います。

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藤沢市文書館 資料展「合併60年 藤沢北部の発展」

今年は、1955年(昭和30年)に行われた渋谷町長後、御所見村、小出村遠藤との合併から60年。この3町村の合併によって現在の藤沢市が確定。風化されつつあるこの事実と、なぜ北部3町村が合併を選択したのか、など、歴史的な意義を考るための展示が、藤沢市文書館で開催されています。

資料によれば、藤沢市は1954年に渋谷村、御所見村、小出村、綾瀬町、寒川町、有馬村へ合併の申し入れをし、綾瀬町と寒川町は合併の機運が盛り上がらず、有馬村は海老名町との合併に動き、渋谷町、御所見村、小出村が具体的な検討を開始。

御所見村は藤沢市と茅ヶ崎市との合併を比較検討後、藤沢市との合併を決断。
しかしながら、小出村と渋谷町の合併問題は、平坦に進まず。
小出村の村民は、茅ヶ崎市に近いところは茅ヶ崎市を、遠藤は藤沢市を希望、村当局は全村合併に向けて努力したけれども、藤沢市合併を望む遠藤の意向を汲み、分村合併としたそうです。
渋谷町は町当局が藤沢市への合併方針を明らかにし、長後地区は支持したけれど3町合併(大和町、綾瀬町、渋谷町)を望んだ中北部住民はこれに反対し対立が激化。県の仲裁により、長後・高倉は藤沢市に合併、残りは渋谷村として独立することで妥結したそうです。その後渋谷村は大和町と合併。

藤沢北部の3町村は、藤沢市に対する意識や期待感が、行政と住民で異なっていたようです。
藤沢市は合併協議の当初は、北部を食糧供給地として考えていましたが、1960年代の急激な工場進出のなかで、都市計画の見直しをし、北部は新たな工業の拠点という顔もあわせもつ地域に姿を変えていきました。

貴重な写真、資料が展示されています。
12月11日まで、藤沢市文書館で展示されていますので、ぜひ、ご覧になってください。

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