9月25日から決算特別委員会が始まっています。かわせみクラブを代表して、決算特別委員になりました。平成23年度の藤沢市の一般会計、特別会計の審査をするものです。つまり、前海老根市長最終年に執行されたお金の動き、事業に対する評価をしていくわけです。私が今回、当初は質問をしようと思っていた事業でも、9月の一般質問等で、事業の見直しについて、かかなり踏む込んだ回答があったので、質問は、かなり減らしました。
とはいっても、連日各委員からさまざまな質問がなされ、かなりハードなスケジュールです。「質問だけを簡潔に、意見要望は討論で」と委員長から指示がありますが、なかなか皆さんそうはいかず、意見要望に花が咲いている!と思います。「決算審査」としてどのような意味があるのか、若干疑問に感じる質問もいつものことですが、あります。私自身反省すべき点はもちろんあります。決算特別委員会の持ち方、審査方法について、議会改革でも検討をしている課題です。決算特別委員会が終わったら、議会改革検討会でしっかりと議論をしてほしいと思います。
決算委員会は10月2日までです。あと少し、頑張ります。
2012年09月
報告2.「ふじさわ子ども・若者計画2014」の策定に向けた中間報告について
計画策定の趣旨
平成22年4月に施行された「子ども・若者育成支援推進法」に基づき、本市におけるすべての子ども・若者の健やかな育成・および子ども・若者が社会生活を円滑に営むことができるための支援等を進める枠組みとして策定するもの。
検討の経過
現行の子ども・若者の育成に関する基本計画である「藤沢市青少年育成の基本方針」を継承しつつ、新しく就労支援と社会生活を円滑に営む上で困難を有する子ども・若者への育成支援を加え、さらに「次世代育成支援行動計画」の中の子ども・若者育成支援に関わる部分も取り込んだ内容とする計画案がまとまった。その計画案を受けて藤沢市青少年対策本部において協議をし、若干の修正をして「ふじさわ子ども・若者計画2014」(案)となった。
計画期間
平成25年と平成26年の2年間を予定。
計画の対象
今回の計画は、ニート・ひきこもり等の問題に取り組むことから、小学校就学時から30歳代までを対象。
今後、パブリックコメントを実施し、年明け1月に青少年対策本部で計画を確定し4月に計画施行とする。
今回の計画には、基本目標に、「ニート、ひきこもり、不登校等の子ども・若者への支援」と「多様な主体による取組の推進と地域における多様な担い手の育成」が新しく定められている。
私は、7月に先進的な取り組みをしている新潟県の三条市を訪問し、「三条市子ども・若者総合サポートシステム」について話を伺ってきたことをもとに、質問をしました。
三条市は、教育委員会に子育て支援課を設置してこのシステムに取り組んでいます。
今回の「ふじさわ子ども・若者計画2014」は子ども青少年部が主管ですが、ニート、ひきこもりは小学校低学年からサポートが必要であるし、教育委員会が積極的に関わるべき課題だと思います。
私は、教育委員会がもっと積極的、主体的に関わるべきではないか、という表現でしか質問をしませんでした。
実は、議案に直接関わるものがないからか、本日のこども文教常任委員会に、教育長が出席されなかったことに疑問を感じたのです。ニート、ひきこもり、不登校等への支援についての内容です。主管が教育委員会ではなくても、まさに学校教育に関わることです。こども文教常任委員会には、議案内容に関係なく教育長は出席していただき、議事を見届けて頂きたいという思いで、教育委員会がもっと積極的、主体的に関わるべきではないかという質問をしました。
報告1.公募による認可保育所の整備と公立保育所整備の進捗状況について
2.「ふじさわ子ども・若者計画2014」の策定に向けた中間報告について
1.について
★賃借型の保育所について
待機児童急増に対応するため、藤沢駅・辻堂駅周辺で今年度内に賃借型による認可保育所の整備が可能な事業者を公募したところ、辻堂駅周辺で提案が1件あり、8月8日に候補者を選定した。
事業者 学校法人 吉沢学園
設置場所 藤沢市辻堂2-7-7 鉄骨鉄筋コンクリート造
9階建てのビル2階全フロアー
保育所面積 638㎡
定員90人
(0才児 12人 1才児 15人 2才児 15人 3才児 16人 4才児 16人 5才児 16人)
開所時期 平成25年4月1日
今回公募のなかった藤沢駅周辺については、募集期間・開設時期等を修正して再度公募をする。
★新設による保育所整備
特に待機児童の多い地域で2個所程度設置を予定。
定員100~120人程度 開設時期 平成25年10月を予定。
★しぶやがはら保育園の移転について
地元の方から寄付された土地に建て替えを計画。
これまでの保育園は取りこわさず、子育て関連で活用を図ることを検討中
★高砂保育園の移転について
UR辻度団地集約型団地再生事業に伴い、平成27年4月を目途にUR都市機構と移転予定地を含めて調整している。移転に合わせた建設手法や運営形態の見直しも含め、整備内容等の確認を保護者や関係団体調整しながら進めていく。
定員は120人くらいにしたい。特別保育を実施。運営形態は民営化を検討。
8/30に保護者に説明会を行った。
<脇礼子の質問>
◎直近の待機児童数について
⇒4月の国基準の待機児童数は379人が、9月1日では483人に。
◎辻堂駅周辺での整備される保育園について、前面道路が一方通行で狭い。車や自転車での送迎で安全面の確保については
⇒近隣の月極め駐車場4台分確保。自転車については敷地内に送迎用の駐輪スペースを確保。
◎法人立保育園で障害のある子どもの受け入れと、受け入れに伴い看護師さんが必要な場合、市が派遣できる体制づくりは
⇒保育士の加配などは法人と協議していく。かかる人件費をみていく。
◎6月のこども文教常任委員会での藤間副市長が、待機児童解消に向けた全庁的な新たな内部組織を設置して(仮称:待機児童解消の緊急対策本部)しっかりと取り組んでいきたいと答弁をされたが、その後の動きについては
⇒スピード感を持って対応すするには、組織づくりや調整をするより、具体的に個々の課題に取り組んだほうが早い。本部設置については見送らせていただいた。
9月3日より9月定例会が始まりました。
昨日は建設経済常任委員会、本日9月7日は厚生環境常任委員会が開かれました。
この常任委員会で新しい試みが行われています。議会改革検討会で協議された、議員間討議です。これは、議案、請願、陳情の質疑の後、採決が分かれた場合、委員長の判断で議員間討議を行うというものです。
今日の厚生環境常任委員会の1件の議案、2件の請願、2件の陳情はすべて賛否がわかれましたので、すべてで議員間討議が行われました。私は傍聴をしていましたが、委員の人たちも初めてのことで慣れていないこともあり、活発な議論はありませんでした。議員間討議で何も発言せず、採決の時には討論を述べる委員もあったので、議員間討議でも発言をしたほうが良いのでは、と私は感じました。
議員間討議の進め方は、今後も検討をしていく必要があると思います。
植物や、畑の作物には恵みの雨だったかもしれませんね。
そんなお天気でしたが、今日「脇れい子のわくわく活動報告」を無事に終了することができました。
「少子化・福祉問題」で視察に行ったデンマークの報告もパワーポイントを使って報告させていただきました。
みなさまから温かい励ましの言葉をいただき、明日からまた元気いっぱい頑張っていきたいと思います。
誰もが尊厳をもって藤沢で暮らせるよう、「人が活きる街」「ともにいきる街」づくりを一緒に考え、そして学び、行動していきます。(ギター演奏 小原一晃さん)
ギター演奏小原一晃さん
素敵なお花もいただきました。
wakireiko