来年夏の参議院選挙の神奈川選挙区で、立憲民主党は2人を擁立する方針であることを、私は新聞紙上で知りました。
所属の議員に知らせる前に、新聞報道があったことに驚きを禁じえません。
前回の参議院選挙の神奈川選挙区では、2人擁立をし、本来の6年任期で2人とも落選。任期3年の補欠で1人入り、1人は涙をのみました。
そして、2人擁立で県議会の中で分断を生じ、選挙後の徒労感のみが残りました。
今回の2人擁立の方針に対しても、県連からは、党本部が決めたこととし、それ以上の説明もなく、常任幹事会も県議会開催中の昼間に開催、会議に参加できない日程ですすめるなど、納得のいかないことも多くありました。
また、前回の選挙の混乱も収まっていない中、さらなる分断を生じる可能性は高く、また、党勢拡大といっても、衆議院選挙で立憲民主党の票はそれほど増えていないのも現実。ともすれば神奈川選挙区の立憲民主党の参議院議員がいなくなってしまう可能性もあり、共倒れなどあってはならず、確実に議席を獲得しなければなりません。そのための方策も示されないまま、2人擁立の方針に対し、私たちは有志で候補者の一本化を求める意見書を出しました。
朝日新聞