ベトナム戦争での枯れ葉剤被害者を支援する「ベトナム民族アンサンブルコンサート」が開かれました。ベトナム戦争の早期終結を狙った米国は、1961年から枯れ葉剤を大量に散布しました。枯れ葉剤に含まれたダイオキシンの影響で遺伝子障がいを引き起こしました。生まれてくる子どもたちへ悲惨な障がいとなり、今なお戦争後遺症の苦しみが続いています。コンサートは今年で17年目となるそうです。

幾種類ものベトナムの民族楽器により演奏や踊りの紹介がありました。ベトナム楽器の独特な音色、演奏の技術、感動のコンサートでした。

コンサートの収益はすべて枯れ葉剤被害者の病院や職業訓練センターの建設にあてられます。

私は実行委員の一員として、当日は進行役を務めました。

betonamu1   
 竹でできた楽器「トルン」

betonamu2
 チャム族の踊り「水を汲む乙女たち」
 
betonamu3 
 8歳の時に事故にあい、片腕を失ったテ・ビンさんによる片腕でのギターの演奏  歌手はリエンさん